本記事では「一条工務店の家、i-smart(アイ・スマート)とi-cube(アイ・キューブ) の内装仕様の違い」を取り上げます。
一条工務店、入居5年目の『となり』がお送りします。
【一条工務店】i-smartとi-cubeのフローリングの違い
一条工務店のフローリングは以下の3種類があります。
EBコートフローリング
一条工務店の家(i-smart)の標準仕様のフローリングです。
幅広の木目が特徴のフローリングとなっています。素材は合板版(複数の木を固めて圧縮)したもので、その上に木目のシールをプリントがされています。
文章にすると安っぽい感じがしますが、実物を見ると安っぽさは感じません。
この「EBコートフローリング」。i-smart 全体の雰囲気と良くマッチしていると思います。
また1階と2階で床色を変更できる異色施工という素敵オプションもあり、1階は明るく「ライト・ウォールナット」で2階はシックに「グレー」でという選択もできます。
デメリットはやはり、無垢材と比べ無機質な印象を受けることが点と、柔らかいフローリングのため傷が付きやすいということであると思います。
高耐久フローリング・ピュアハード塗装
i-cubeの標準仕様です。i-smartでも「差額オプション費用なし」で採用することができます。よりナチュラル感が強いフローリングです。
商品名に高耐久と付いていますが、「EBコートフローリング」より傷が付きにくいのかは不明です。素材は同じく合板版となります。こちらのフローリングも異色施工がオプションで可能になります。
ライブナチュラルプレミアム
最近採用できるようになったという表面に無垢材を使用したフローリングです。i-Smart/i-Cubeともにオプション扱いとなります。無垢材のフローリングということで、木本来の味わいと温もりを感じることができるようです。
__気になるオプション費用ですが、どん引きするぐらい高いです…。私はすぐに諦めました。こんなの採用するの無理だよ一条さん。
【一条工務店】i-smartとi-cubeの建具全般の違い
建具とは「開き戸」・「引戸」とクローゼットの扉部分のことを指します。フリーカウンターを採用した場合、扉の色と同色の施工となります。
i-smartの建具は6色
以下の6色から選択することになります。
- ホワイト・ウォールナット
- ライト・ウォールナット
- グレー・ウォールナット
- レッドチェリー
- ビターウォールナット
- ピュア・ホワイト
フローリングの際は、異色施工のオプションを採用すれば2色選べましたが、建具の場合は1色固定となります。
各部屋で扉の色を変えたり、1階・2階で色違いにするということは、できません。色合いは「EBコートフローリング」と同色です。(ピュア・ホワイトのみ建具で採用可)
展示場で見る機会が多い、「ホワイト」・「ライト」の採用率が高いとのことです。やはり色合いが強い「ビターウォールナット」などは、びびってしまい、なかなか採用に至らないのでしょう。
迷いに迷って疲れ果て。あーもー。よーわからん。ってなった方は「ライト」を採用すれば、ほぼ間違いはないと思います。ちなみにわが家の場合は、建具の色は「グレー・ウォールナット」を採用しています。
i-cubeの建具は2色
i-cubeの建具は以下の2色です。
- ピュア・メイプル
- ショコラ・ブラウン
i-smartより3色も少なくなっていて色合いも両極端な色合いな2色になります。配色の名称が「お菓子(クッキー)」みたいだなと思ったのは私だけだろうか…。
i-smart専用のスリッドスライダー
i-smartの標準仕様で採用できる「天井吊り下げタイプ」の巨大な引戸です。1つまで標準で2つ以降はオプションになります。残念ながらi-cubeでは採用できません。
このスリッドスライダー。キッチンに続き i-smart を象徴する建具の1つです。スリッドスライダーに惚れて i-smart にした方も多いのではないでしょうか。
嫁さんもえらく気に入っていました。女性受けが良いのかもしれません。
【一条工務店】i-smartとi-cubeのテレビボードの違い
オリジナルテレビボード自体は i-smart/i-cube ともに採用することがオプションにて可能です。
但し「ピュア・ホワイト」のみはi-smartのみ採用可です。また理由は不明ですが、ローボードのみはi-smart 専用のものが用意されています。
【一条工務店】i-smartとi-cubeのシューズ収納の違い
シューズ収納には「シューズウォール」と「シューズボックス」の2種類があります。名前はよく似ていますが全く違ったデザインのものになります。
シューズウォール
i-smartの標準仕様です。i-cubeでは採用できません。「シューズウォール」とう名の通り壁に張り付いているものになります。見た目もスタイリッシュで i-smartの雰囲気によく合っています。
デメリットとしては壁一面の収納になっているため、鍵などを一時的に置くスペースがないことです。玄関にちょっとした物置場のスペースが欲しい人は要注意です。
シューズボックス
i-Cubeの標準仕様です。i-Smart でも差額オプション費用なしで採用できます。わが家ではシューズボックスを採用しています。
シューズボックスは、ごくごく一般的なデザインのシューズ収納です。シューズウォールのような「スタイリッシュさ」はありませんが、機能面重視してこちらを採用しています。
【一条工務店】i-smartとi-cubeの和室の違い
わが家では和室は採用していません。なのでi-Smart と i-Cubeの違いは正直よくわかりません。というより興味がなかっため、ほとんど気にしたことがありませんでした。
カタログに掲載されている写真のイメージのみで判断すると i-Smart はやはり「モダンでスタイリッシュ」i-Cubeは「ナチュラル系」な感じの和室になっています。
上記の画像は 「i-smartの和室」のものです。
レッドパインムク羽目板貼
一条工務店の家(i-smart)は位置付け的に、i-cubeの上位互換の商品になります。
なのでi-smartではi-cubeのものを「差額オプションなし」で採用できるものが多く、逆にi-cubeでは、i-smartのものを採用する場合、差額オプションを支払う or そもそも採用できないものが多数存在します。
そんな劣勢なi-cubeですが、この「レッドパイン無垢材」は 唯一i-cubeのみでしか採用できないオプション品になります。
部屋の印象をガラリと変えることができるオプションなので i-cubeの場合は是非、採用を検討したいオプションの1つです。
i-smartとi-cubeで同じ仕様の建具とオプション品
i-smartとi-cubeの違いは多数ありますが、同仕様のものも結構あります。以下にあげるものは両者ともに変わりがないものたちです。
- 階段(ボックス or オープンステア)
- リモコンニッチ
- ホームシアターセット
- フリーカウンター(自在棚)
- ハニカムシェード
- クロスの種類