一条工務店の家の最大の特徴であり魅力は『24時間稼働の全館床暖房』です。どの部屋も均一の室温で保たれた家は想像以上に快適で過ごしやすいものです。
ただ床暖房で気になるのは、やっぱり電気代ですよね。月々にどれだけ電気代が請求されるのか心配です。通常の一般的な住宅で床暖房を24時間稼働させると高額の電気代が請求されます。
一条工務店の家では高気密・高断熱の住宅のため、床暖房で温めた室温を外に逃がすことなく効率よく利用することができるため『とても省エネ』です。
とはいえ、実際にどのくらい電気代が掛かるのか気になるところだと思いますので、当記事では『一条工務店の家で過ごして実際に掛かった年間の電気料金』について公開していきます。
一条工務店、入居5年目の『となり』がお送りします。
家の建坪・家族構成と電気料金プラン
家族構成・居住地域により電気代は異なるので、まずは前提条件となる家の基本情報と電気料金プランについてご説明します。
同じような環境であれば、この後に説明する電気料金がより参考になると思います。
- 建坪35坪の4人家族
- 関東地域
- オール電化
- エコキュートあり
- 床暖房(さらぽか機能なし)
次に契約している電力会社と電気料金プランです。
- 東京電力エナジーパートナー
- スマートライフプラン
夜間に電気料金の安くなる東京電力の『スマートライフプラン』を契約しています。午前1時〜午前6時の時間帯にエコキュートの湯沸かし設定にしています。
つづいて本題の年間電気代について解説します。
一条工務店の家の年間電気代
使用月 | 電気料金 | 電気使用量 |
---|---|---|
2018.01 | ¥ 21,372 | 889 kwh |
2018.02 | ¥ 23,723 | 988 kwh |
2018.03 | ¥ 17,566 | 708 kwh |
2018.04 | ¥ 14,257 | 562 kwh |
2018.05 | ¥ 12,186 | 455 kwh |
2018.06 | ¥ 13,017 | 472 kwh |
2018.07 | ¥ 14,592 | 530 kwh |
2018.08 | ¥ 15,448 | 561 kwh |
2018.09 | ¥ 14,591 | 524 kwh |
2018.10 | ¥ 12,966 | 456 kwh |
2018.11 | ¥ 13,366 | 484 kwh |
2018.12 | ¥ 17,886 | 663 kwh |
電気代の一番多く掛かった月と一番少なかった月は以下のようになりました。
- 最大:2月『¥23,723(988kwh)』
- 最小:5月『¥12,186(455kwh)』
やはり一番寒い時期で床暖房による消費電力が一番高くなる冬場の2月がピークで、床暖房もエアコンも使用していない5、6月付近の電気代が一番安くなるという結果になりました。
ちなみに年間平均額は『¥15,914』です。
一条工務店の全館床暖房とエアコンの使用期間
一条工務店の家で掛かる電気代は年間平均額は『¥15,914』でした。ただ、この電気代は全館床暖房の設定温度やエアコンの使い方により、電気料金は変わります。
つづいて我が家の全館床暖房の設定温度やエアコンの使用頻度について解説していきます。
全館床暖房の使用期間は10月〜4月下旬まで
床暖房は、10月下旬〜4月下旬ぐらいまで稼働しています。室温が22・23度前後になるように、床暖房の温度を調節しながらの使用しています。
毎年、床暖房をいつ稼働させるのか悩みますが、だいたい10月下旬ぐらいあたりから稼働させています。
4月頃になると暖かい日が多く床暖房の必要性が低くなりますが、日によっては急に冷え込んだりする日もあるので、切らずに低温で稼働し続けています。
低温での稼働ですと、4月の電気代を見ればわかりますが、ほぼ電気代は掛かりません。
床暖房の設定温度については以下の記事で詳細を説明しています。
エアコンの冷房は7月〜9月で24時間運転
我が家には「さらぽか」機能は付いていません。なので夏場はエアコンとサーキュレーターで部屋を冷やします。
1階のリビングは一条工務店の標準仕様で付属する『rayエアコン』で24時間冷房運転しています。
こまめにエアコンのON・OFFをすると電気代が余計に掛かるので、旅行などで数日間不在となる時以外は、基本的にエアコンは付けっぱなしにしています。
2階は寝室のエアコンは就寝時間帯だけ使用しています。
またエアコンの補助としてシーリングファンやサーキュレーターを活用しています。特に吹き抜けを採用した場合などは天井付近に空気が溜まってしまうので、取り付けることをオススメします。
サーキュレーターは『無印良品』のものを愛用中。風力・デザインともに、お気に入りのサーキュレーターです。
一条工務店と賃貸マンションの電気代の比較
一条工務店の家に入居するまでは、2LDK(約50平米)の賃貸マンションで暮らしていました。
賃貸マンションはオール電化住宅ではなく『都市ガス・電気』の併用でした。冬場のピーク時の光熱費で約『¥ 18,000 』ほど掛かっていました。
冬場の料金のピーク時だけでいうと賃貸マンション時代より『¥ 5,000』ほど多く掛かっていますが、家の広さは倍以上かつ全館床暖房で快適な生活が出来ていることを考えれば、とても安く感じています。
一条工務店 全館床暖房の家の電気代まとめ
当記事のまとめと関連記事の紹介です。
- 月々の電気代の平均額は『¥15,914』
- 最大は2月『¥23,723(988kwh)』、最小は5月『¥12,186(455kwh)』
- 全館床暖房の使用期間は10月〜4月下旬
- エアコンの冷房は7月〜9月で24時間運転
- 賃貸マンション時より、差額5千円の光熱費で遥かに快適に過ごせる