土地の種類には大きく分けて2種類存在する。1つは建築条件付きの土地で、もう1つは建築条件なしの土地です。
では本タイトルである一条工務店の分譲地はどちらになるのかというと、「建築条件付きの土地」になる。
今回はその一条工務店の分譲地に見学にいったときに感じたことを記事にしていきます。
一条工務店、入居5年目の『となり』がお送りします。
一条工務店の分譲地の家のメリットとデメリット
一条工務店の分譲地の土地を購入する際のメリットとデメリットを以下の内容でお伝えします。
- 一条工務店の分譲地を見学することになったきっかけ
- 一条工務店の分譲地とは
- 一条工務店の分譲地は、相場より少し価格の安い土地が購入できる
- ただし建築条件付きなので、一条工務店で家を建てることが条件
- 一条工務店の分譲地には、近所に同じような外観の家が建つ
一条工務店の分譲地を見学することになったきっかけ
そもそも一条工務店の分譲地を見学することになったきっかけは、i-smartの外観であるハイドロテクトタイルの色を何にしようか迷っていたので、実物を見てみようと思ったためです。
土地を探しのために見学しにいったのではないのです。
一条工務店の家だらけの一角、一条村なる大型の分譲地が近くにあるという情報を仕入れたので、じゃあ行ってみようかという流れになった。
一条工務店の分譲地とは
地主などから購入した土地を、ハウスメーカーが購入しハウスメーカーが購入した土地を建築条件付きとして一般消費者に販売することがある。
大手のハウスメーカーは条件の良い土地があったら市場に出回る前にある程度の大きい規模の土地を一括で抑えてしまう。一条工務店でも住友林業でもどこのハウスメーカーでも同じようなことをしている。
地主はリベートで儲かりラッキー。ハウスメーカーは建築条件付きとして売り出せば自社の家を建てられて儲かりラッキー。という仕組みだ。じゃあ誰が損するの?となった場合は当然私たち一般消費者が損をする。
はじめは、「ふざけんなよ。」と思ったが、建築条件付きであることは、一概に悪いことだらけではないことに気づいた。具体的には以下のような感じである。
一条工務店の分譲地は、相場より少し価格の安い土地が購入できる
大手ハウスメーカーの分譲地であっても、私たち一般消費者が購入しなければ、まるっと損になってしまう。
ハウスメーカーも土地が売れなければ困る。
なので駅から徒歩圏内の土地であったり、学校・病院に近いといった一般的に魅力がある土地であることが多いです。
またハウスメーカーは、家の建築で利益を出すことができるので、多少近隣の土地より安く売り出しています。
通常の不動産屋経由で土地を購入する場合、仲介手数料が掛かるが一条工務店の分譲地であれば交渉次第では、仲介手数料はかからないかもしれない。
ちなみに、一条工務店は家の値引きは絶対してくれない。分譲地の場合も同じなのかは、わからないが交渉する価値はあると思う。
ただし建築条件付きなので、一条工務店で家を建てることが条件
当然、建築条件付きの土地なので一条工務店でしか家を建てられない。土地だけ購入することはできないと考えておいたほうがよい。
一条工務店で家を建てるのであれば、セゾンでもi-smart・i-cubeなどどれでも問題ない。
土地とセットで家の契約をするので借契約ではなく本契約になるということに注意が必要です。
一条工務店の分譲地には、近所に同じような外観の家が建つ
今から一条工務店で家を建てるとなると、ほとんどの人がi-smartまたはi-cubeを選択するだろう。
当然、太陽光発電も搭載するので片流れ形状の屋根になる。そして外壁はハイドロテクトタイルを選択するだろう。
その結果、どれもこれも似たような外観の家になる。どれも似ているので注文住宅で建てたのに、建売っぽくなってしまう。今回見学したの一条工務店の分譲地は、正にそのような感じであった。
セゾンとかならまだしもi-smart・i-cubeの外観で個性を出すのは困難です。
一条工務店の分譲地が適している人
以下の条件に当てはまる人は、一条工務店の分譲地が適していると思います。
- 一条工務店で建てることを決めている
- 土地探しに自信がない
- 外観が似ていても気にならない
一条工務店で建てることを決めている
一条工務店で絶対に建てると決めている場合、建築条件付きであることは、デメリットにならず、メリットとなります。ハウスメーカをどうしようか悩んでいる段階であれば、やめておいたほうがよい。
土地探しに自信がない
土地探しは素人には大変難しい。聞きなれない用語が沢山あることも難しい理由の1つだが、どれが良いどれがなのかの判断基準が曖昧なのが最大の要因だと思う。
また人によって良い土地の基準も違う。ハウスメーカーの分譲地であれば、少なくとも「大ハズレ」はない。はじめの方にも書いたが、ハウスメーカーも売れなければ困るので、一般的に良いとされる土地を分譲地として所有している。
何がなんだかわからなくなってしまった人はハウスメーカーの分譲地を選択しておけば土地探しで失敗することは少ないはずです。
外観が似ていても気にならない
他の家と外観は同じなのは、絶対に嫌だと思う人もいれば、逆に全く気にならないという人もいる。
個人には一条工務店の分譲地の最大のデメリットは外観がどれも同じような形になるということだと思う。
その辺のデメリットを享受できるのであれば、問題ありません。
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