【一条工務店】キッチン4種類の解説とステップカウンターの良い点、失敗／後悔点

一条工務店のi-smartのキッチンカウンターは『スリム・ワイド・ステップ・キッズ』の4種類から選択することができます。

どのキッチンカウンターもそれぞれ長所と短所があるので、どれにするかは非常に悩ましいところです。

検討の結果、我が家では『ステップカウンター』を採用しています。実際に暮らしてみての良い点と失敗・後悔点はこちら。

良い点	失敗・後悔点
学習机の代わりになる 引き出しの収納力が凄い 電源コンセントが沢山ある	カウンター部分への水ハネ対策が必要 御影石の色はブラックの方が良かった ゴミ箱の収納場所を考えていなかった

本記事では『一条工務店のキッチン4種類とステップカウンターを採用して良かった点と失敗／後悔点』について解説していきます。

キッチンの標準仕様設備・採用したオプションについて確認したい場合は【一条工務店】i-smartのキッチン、トイレのオプション10点の一覧と価格の記事をご覧ください。

一条工務店で選べるキッチンの種類

まずはキッチンの種類から。

一条工務店で選択できるキッチンの種類は以下の4種類です。

この中で標準仕様ものは『スリムカウンター』のみです。

『ワイド、ワイド、キッズカウンター』の3種類は、オプション扱いなのですが、i-smartキャンペーンにて『オプション差額なし』で変更することが可能でした。

おそらく、未だに続いているキャンペーンかと思います。

スリムカウンター

『スリムカウンター』はその名の通り一番スリムで奥行きが狭いタイプになります。

リビングの間取りに制限がある場合や、キッチン部分の場所を広く取りたい場合は『スリムカウンター』が一番良いと思います。

ワイドカウンター

スリムより30cmほど奥行きの深い『ワイドカウンター』

奥行きも広いため料理の際の作業スペースに余裕があるのと、ワイド部分のカウンター部分で食事もすることも可能です。

また両脇に引き出しが付くので収納力も十分。

ただ、カウンター部分は高さがあるため、背の高い椅子を使用することになります。（Barのカウンターのようなイメージ）

そのため大人はともかく子どもは、座るのが難しいというより危険です。食事や学習場所として利用するのは、少し難があります。

ステップカウンター

『ステップカウンター』はキッチンのカウンター部分が一段ステップして下がっているのが特徴です。

ステップ部分のカウンターは高さ70cmなので、通常の椅子を置くことができ、学習・食事を行うのに適しています。

我が家ではこちらの『ステップカウンター』を採用しています。

キッズカウンター

『キッズカウンター』は構造的にはステップカウンターと似ていますが、こちらの方が高機能です。

キッチンとデスク部分の間に仕切りの板があり、水跳ねや油跳ねを気にすることなく使用できます。

また、この仕切り板はマグネットタイプなので学校のプリントを貼ることができます。

リビングの学習机として最適なキッズカウンターですが、もともとi-cube用のカウンターでi-smartのものではないです。

なので、デザインがちょっとダサい…。というよりi-smartの内装には似合いません。

というわけで機能的には十分だったのですが、不採用という結果になりました。

カラーバリエーションとキッチンの天板高

スリム・ワイド・ステップカウンターは以下の4色から選ぶことができます。キッズカウンターは選択不可です。

我が家の場合は、上品な感じがする『ブラウン』を採用しました。

カウンターの天板をオプションで御影石にするとカウンター側面のパネルの色を合わせることができます。標準仕様のままですとホワイトになります。

カウンター部の高さは以下の3パターンから選択できます。

一条工務店の住まいの体験会にて、実際に試してみたところ一番高い90cmが腰を曲げることなく使用できるので、とても楽でした。

一条工務店のステップカウンターキッチンの間取り

約6畳のキッチンです。間取りの特徴としては、キッチンとカップボードの間の通路を広く取りました。

約90cmほど幅があるため、妻と二人で料理をしてもお互いぶつかることなく、効率よく作業することができています。

また、パントリーはSQP-30Bを採用しています。

カップボードもあるので不要かと思いましたが、収納はあればあるほど便利なので、迷ったら付けた方が良いです。

勝手口はなんとなく付けたのですが、ほとんど使用していないので不要だったかもしれません。

一条工務店のステップカウンターキッチンの良い点

それでは、ここからは一条工務店のステップカウンターキッチンの良い点について解説していきます。

学習机の代わりになる

ステップカウンターの一番の良い点は、リビング学習をする際の学習机の代わりになるところだと感じています。

通常の机と同様の高さ70cmなので使い勝手が非常に良いです。

我が家では、ダイニングテーブル用のベンチを購入し設置しています。

リビング学習用の机を購入する必要もなく、場所を取らないためリビングの間取りに余裕が出来るのも良い点ですね。

引き出し部分の収納力が凄い

ダイニング側のカウンターの左右に3つずつ引き出しが付きます。

こちらの引き出しを机のキャビネットのように教科書や参考書、筆記用具を収納しています。

また左右にあるので、兄妹で使い分けるといった使い方も出来ます。

電源コンセントが沢山ある

電源コンセントが全部で4箇所（8口）付きます。

正直、4箇所全てのコンセントを使うことは稀ですが、あるに越したことはありません。

携帯スマホの充電、電動鉛筆削りの置き場所としてカウンターの一部を利用しています。

ちなみに、こちらの『電動鉛筆削り』非常にオススメです。

今まで使用してきた歴代の電動鉛筆削りは、全て半年以内に壊れていたのですが、こちらは既に2年ほど使用していますが、問題なく使用できています。

小学校にお子さんがいる家庭はリビングに1台あると便利です。

一条工務店のステップカウンターキッチンの失敗／後悔点

つづいて、一条工務店のステップカウンターキッチンの失敗・後悔点について解説していきます。

ステップカウンター部分への水ハネ対策が必要

シンクで洗いものをしているとステップカウンター部分に水がハネます。どんなに注意していても、水ハネするので別途対策が必要です。

水ハネの対策として『山崎実業のシンク水はね防止スタンド』を利用しています。見た目も良く、すっきりとしたデザインのためオススメです。

天板の御影石の色はブラックの方が良かった

キッチンカウンターの天板の御影石は『アイボリー・グレー・ブラック』の3種類から選べます。

カウンターをブラウンにしたので、全体的にあまり暗くなり過ぎないようにと考えて天板は『グレー』を選択しました。

ただ、実際に暮らしてみるとカウンター天板は『ブラック』の方が引き締まった感じで良かったかもしれないな。ちょっと後悔しています。

上記画像のものは、お風呂場のブラウンのパネルとブラックの御影石の組み合わせです。

これから採用する方は、よく見比べてから検討してみてください。

ゴミ箱の収納場所を全く考えていなかった

ゴミ箱をどこに置くのか間取りを決める際に、全く考えていませんでした。

なので、メインのゴミ箱は、キッチン脇の壁に付ける感じで設置しています。

無印良品のスリムなゴミ箱を使用しているので、そこまで違和感はなくて良かったのですが、できればゴミ箱は収納できる場所を考えておけば良かったです。

また、缶、瓶、ペットボトルなどの資源ゴミは、キッチン下の収納部分にイケアで購入したボックスを使用しています。

キッチンの収納部分を1つ潰してしまいますが、収納は正直余るほどあるので問題ではありません。

見た目もスッキリして良い感じです。

まとめ｜学習机としても使えるステップカウンターがオススメ！ただし水はねに注意

一条工務店のキッチンは子どもの学習机としても使える『ステップカウンター』がオススメです。収納やコンセントもあり多機能で万能です。

ただしステップカウンターへの水はねには何かしらの対策が必須ですので、ご注意ください。

良い点	失敗・後悔点
学習机の代わりになる 引き出しの収納力が凄い 電源コンセントが沢山ある	カウンター部分への水ハネ対策が必要 御影石の色はブラックの方が良かった ゴミ箱の収納場所を考えていなかった