子ども部屋は、どのぐらいの広さが良いのだろうか。
広すぎて溜まり場になるのも嫌だし、狭すぎて窮屈な思いをさせるのも可哀想…。
こんな不安と疑問を抱えての家づくりでしたが、家全体の建坪が35坪のため間取りに余裕なし。そのため、4畳半と5畳の子ども部屋を1つずつ作りました。
実際に暮らしてみての感想としては、4畳半と5畳の子ども部屋は広さとしては妥当でした。ちょっと狭いかな、と思うときもありますが、許容範囲です。
子ども部屋の広さに関しては満足していますが、その他の間取りで失敗したところ、後悔している点があります。そのあたりも今回、ご紹介していければと思います。
ということで本記事では「一条工務店の4畳半と5畳の子ども部屋の間取りと失敗・後悔点」をWEB内覧会としてお送りします。
【WEB内覧会】一条工務店 子ども部屋の4畳半と5畳の間取り
冒頭でもご説明しましたが、子ども部屋の広さは4畳半と5畳です。
4畳半・5畳という広さは、子ども部屋としては、狭すぎず・広すぎない。ちょうど良いサイズ感です。
家全体の建坪の35坪程度ですと、そこまで余裕のある間取りにはムリなので、ここらへんの広さが妥当ですね。
広さ以外の子どもの間取りの特徴は以下のとおりです。
- 複合窓(JM5945)(FIX窓/開き窓の混合)を採用
- シンプルな無地の壁紙
- 収納にブックシェルフ + システムクローゼット(SAC-60BX)を採用
子ども部屋の窓(JM5945・JF1061)
2つの子ども部屋に共通で採用した窓は、結構大きめの複合窓(JM5945 + 782)です。
こちらの窓は少し変わった仕様になっていて、窓の全体の2/3がFIX窓、1/3が開き窓になっている混合窓です。
子ども部屋に大きな窓を採用するには、落下の危険性があるため懸念していましたが、こちらの窓は開く部分が少なくので安心して採用しています。
角部屋の5畳の子ども部屋は、縦長の窓(JF1061 +244)を2つ並べて採用しています。
こちらの窓は主に外観の見栄えのために採用した窓でしたが、単調な部屋に良いアクセントを与えてくれました。FIX窓なので開閉はできません。
子ども部屋の壁紙
子ども部屋の内装や壁紙をファンシーでドリーミーにする人がいますが、なんというか正直あまり良いとは思いません。
子どもが小さいうち(幼稚園ぐらい)までなら、まだ許容範囲かと思いますが小学生の高学年・中学生ぐらいになると…。ねぇ。
壁紙は後から張り替えられるものですが、お金も掛かるし何より面倒なので、壁紙は出来るだけシンプルにすることをオススメします。
画像の壁紙は白の無地のものです。面白みはありませんが、シンプルなのが一番です。
子ども部屋の収納(クローゼット)
子ども部屋の収納は「システムクローゼットのSAC-60BX」を採用しました。
上段、中段、下段と収納力があり用途別の収納を分けることができる良いクローゼットだと思います。以下は例ですが、このような収納方法が考えられます。
- 上段:鞄や帽子などの軽く、かさ張るものを収納
- 中段:ハンガーパイプにジャケット、シャツを掛けて収納。背の高いコートやズボンは右端のスペースに
- 下段:桐ダンスに小物や季節外れの衣類を収納
クローゼットの扉はスライドすることが可能なので、両端に収納したものが取りづらくなることはありません。
また、このクローゼットの凄いところは、裏側がブックシェルフのところです。かなりの大容量です。
ディスプレイとしても使用できるのですが、見栄えよく飾るのは、かなり難しくセンスが必要になります。いつか私にセンスが芽生えたら収納方法をご紹介します。
【WEB内覧会】一条工務店 子ども部屋のオプション
子ども部屋に採用したオプション3点を紹介します。
- 三菱製エアコン
- ピクチャーレール 日用品引掛け用 W-1シリーズ
- LEDシーリングライト
三菱製エアコン
一条工務店の家(i-smart)の標準仕様で付くエアコンは床暖房と連動しているRayエアコンだけなので、その他のエアコン設置はオプション扱いとなります。
採用できる中から、一番グレードの低いもの(MSZ-GV225)を採用しましたが、使用していて特に不満点はありません。
ピクチャーレール 日用品引掛け用 W-1シリーズ
子どもが書いた絵などの作品を額縁に入れて飾れるよう「ピクチャーレール」をオプションで採用しました。絵だけでなく鞄やコートなどの衣類も掛けることができため、様々な使い方ができそうです。
ただ、こちらのオプションは後付可能なものなので、付けようか悩むようであれば、引き渡し後に部屋のレイアウトが決まった後のほうが良いかと思います。
LEDシーリングライト
LEDキャンペーンの「シーリングライト」です。
Panasonic製のものですが、正直見た目がダサいですね。LEDキャンペーンで採用できる照明は基本的にどれもダサいので、コダワリがある人は採用しない方が良いです。その分、お安いのが魅力ですが…。
見た目はダサいですが、リモコン付きで調光機能も付いていて安く済むので、個人的にはアリです。
【WEB内覧会】一条工務店 子ども部屋の失敗/後悔点
最後に子ども部屋で失敗した点を取り上げていきます。
子ども部屋の失敗/後悔点は「大きな窓を採用したことにより、家具を置ける有効な壁面が減ってしまった」ことです。
子ども部屋の窓は(JM5945)を採用しています。明るく開放的な部屋と考え、大きな窓を採用しました。
こちらの窓は、床から高さ約81cm(78+3cm(窓枠))のところに窓があるため、壁面に配置する家具はこれよりも背の低いもの家具でないと窓が隠れてしまいます。
そうなると部屋の中で有効な壁は4面中、2面となり(クローゼットと窓で2面消費)部屋のインテリアの配置に、かなりの制限が発生するというデメリットがあります。
同じ混合窓でも、もう一回り小さいサイズの窓(JM5930)にしておけばと後悔しています。窓選びは本当に難しいですね。
開放感のある部屋にしたい。という願望が強く出てしまい失敗してしまいました。
【WEB内覧会】一条工務店4畳半と5畳の子ども部屋のまとめ
4畳半/5畳の子ども部屋の間取りと失敗・後悔点についてお送りしました。子ども部屋は子どもが成長し巣立つまでの10年以上の間、生活の中心となる部屋です。
成長後のことも考えて出来るだけ使いやすい部屋を与えたいところです。我が家の場合、大きな窓を採用してしまったことが失敗した点だと感じています。
本記事が子ども部屋の間取りの参考になれば幸いです。
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