一条工務店の家(i-smart)に暮らすと掛かる家の月々の固定費と収入について公開します。
住宅ローンや控除に関しては、借入れ額により個人差があると思うので、あくまでも我が家の例として参考程度にお願いします。
住宅の間取りや家族構成、居住地域が似ている場合、これから説明する固定費がより参考になると考えています。
ご説明するのは、あくまで「一条工務店の一軒家を購入し生活するのに掛かる月々の固定費用」です。教育費やサブスクの利用料などの固定費は含んでおりません。
一条工務店、入居5年目の『となり』がお送りします。
一条工務店の家の概要と家族構成/居住地域
まず初めに家の固定費の前提となる「家の概要」と「家族構成/居住地域」についてご説明します。
- 建物タイプ:i-smart(アイスマート)
- 土地面積:42坪(138㎡)
- 施工面積:35.38坪(116.95㎡)木造2階建て
- 太陽光パネル:13.020kw(全量買取)
- 全館床暖房(”さらぽか”機能なし)
- オール電化
- 家族構成:4人家族
- 居住地域:都内近郊
上記内容を前提に、家の固定費についてご参考にしてください。
一条工務店の家に掛かる月々の固定費
- 住宅費
- 光熱費
- 通信費
- 保険料
- 固定資産税
住宅費
- 住宅ローン:¥108,384/月
- 駐車場:¥0/月
- 共益費・管理費:¥0/月
- 修繕積立費:¥0/月(※ 月1万を積立貯金)
- 自治会費:¥300/月
住宅ローンを借り入れるとき「変動 or 固定金利」で悩みましたが、少し金利は高めにはなりましたが、固定金利で借りて良かったな。と今では思っています。
ただ、毎月固定とはいえ、35年ローンってめちゃくちゃ長いです。当たり前の話なんですが。年末に届く住宅ローン残高が記載されたハガキの残高が全然減っていなくて毎年ビビっています。
駐車場、共益費・管理費については一軒家のため¥0です。
修繕積立費についてはマンションと違い強制的に費用としてかかるわけではありませんが、10年・20年後の修繕に向けて毎月積立をしています。
光熱費
光熱費:¥23,770
- 電気代:¥15,914/月
- 上下水道代:¥7,000/月
- 浄水器カードリッジ代:¥856/月(¥10,267/年)
- ガス:¥0
冬は床暖房、夏には冷房エアコンを付けて毎日お風呂の湯船を新しく沸かす生活をしていて、年平均の電気代「¥15,914/月」なので、かなりお得感があります。一条工務店の住宅性能(高気密/高断熱)のおかげだと感じています。
浄水器はリクシルの交換式のカードリッジを使用しています。当時、一条工務店のオプションの中から最安値のものを選択した記憶があります。「¥856/月」と維持コストも安いのでオススメです。
ガスはオール電化のため「¥0」です。
通信費
通信費:¥5,456
- 固定ネット回線代:¥4,730
- TV回線代:¥726
家の固定ネット回線は「@スマート光」というNTT東・西日本の光回線を使用する光コラボ事業者と契約しています。
戸建て住宅の場合、マンションより価格が高くなる傾向にありますが、月々¥5,000未満なので、十分安く回線遅延といったトラブルもないので、気に入って契約しています。在宅勤務の強い味方です。
TV回線は固定ネット回線のオプションとして加入しています。月々の料金がかかるのは微妙ですが、家の屋根にTVアンテナを取り付けることに抵抗があったのでネット回線にしてます。
保険料
保険料:¥13,636
- 火災保険:¥1,150/月(¥13,804/年、¥138,040/10年)
- 地震保険:¥1,586/月(¥19,040/年、¥95,200/5年)
- 団体信用生命保険:¥10,900/月(¥130,800/年)
火災保険、地震保険は一条工務店の提携(東京海上日動)の「住まいの保険」に加入しています。火災保険は補償内容を以下の5つから選択でき、我が家は火災と風災の2つの補償を選択しています。
- 火災:○:補償あり
- 風災:○:補償あり
- 水災:×:補償なし
- 盗難・水漏れ等:×:補償なし
- 破損:×:補償なし
火災保険は10年単位で支払うので高く感じますが、月々に換算するとかなり安いです。この記事を買いて改めて月々にすると安いことに気づいたので追加で「盗難・水漏れ等」も加入しようとかと検討中です。
住宅ローンを「フラット35S」にしたので団信特約料を別途支払っています。ローン残高に応じて、特約料は下がるので毎年少しずつ下がっていきます。
固定資産税
固定資産税:¥11,842(¥142,100/年)
- 土地の固定資産税:¥24,292
- 家屋の固定資産税:¥149,980
- 都市計画税:¥42,900
- 長期優良住宅減免額:¥72,990
- 固定資産税 = 土地 + 家屋 + 都市計画税 – 長期優良住宅減免(10円未満切り捨て)
高い、高いと言われる一条工務店の家の固定資産税。噂どおり高いです。太陽光パネル、全館床暖房が家屋の評価額を上げているようです。
こちらの固定資産税は初年度のものです。土地、家屋の評価額は年々下がっていくので固定資産税はお安くなっていきます。
ただ、長期優良住宅減免額の有効期限は5年間のみ有効なので、結局5年以降の支払う固定資産税額は初年度と変わらないか、高くなる可能性が高いです。
一条工務店の家を保有することにより得られる月々の収入
支払うだけではない。家を保有することにより得られる月々の収入部分を説明していきます。
- 太陽光発電
- 住宅ローン控除
太陽光発電
太陽光発電:¥33,209(¥398,518/年)
- 太陽光パネル容量:13.020kw
- 全量買取(20年固定)
- 売電単価:26円40銭 ※ 2016年度契約
太陽光発電の売電単価は2016年契約時のものです。現在の売電単価はだいぶ下がってきています。
ただ、太陽光パネル本体の価格は当時より下がっていると思いますし、万が一の防災時の備えや、蓄電池の活用等まだまだメリットは多いと思うので検討してみる価値はあると思います。
住宅ローン控除
住宅ローン控除:約 ¥25,000(約 ¥300,000/年)
住宅ローンを組むことが前提ですが、一括現金で家を購入する一般人はいないと思うので、ほとんどの人は住宅ローンを組み、控除を得ていると思います。
住宅ローン控除は借入額、年間所得や家族構成により異なります。我が家の場合は所得税と住民税で、おおよそ30万程度のの控除となっています。
住宅ローン控除は10年間続くのでありがたいですが、固定資産税の支払いで半分くらいなくなるので複雑な気持ちです。
また、これから家を建てる方は、消費税率10%の増税に伴い控除期間が13年間なのでより長い期間、控除を受けることができます。
【一条工務店】暮らすと掛かる家の月々の固定費と収入のまとめ
家に掛かる月々の固定費と収入のまとめです。
- 住宅費:¥108,684
- 光熱費:¥23,770
- 通信費:¥5,456
- 保険料:¥13,636
- 固定資産税:¥11,842
- 合計:163,388
- 太陽光売電額:¥33,209
- 住宅ローン控除:約 ¥25,000
- 合計:58,209
- 月々に必要な家の固定費用 = :163,388(支出) − 58,209(収入)= ¥105,179
月々に必要な家の固定費用は「¥105,179」という結果になりました。ざっくりとした計算でしたが、これから一条工務店で家を建てようと考えている方のご参考になれば幸いです。
今回紹介した内容の動画版です。合わせてご覧ください。