今回のWEB内覧会のテーマは一条工務店の家(i-smart)の「廊下」です。
建坪が少ない家の場合、廊下を極端に削り1部屋あたりの面積を広くとる。
といった間取りをよく見ます。玄関開けてすぐリビング、階段上がってすぐに部屋のドアがある。といった間取りです。
部屋を広くしたいんだよ。
という気持ちもわかりますが、いやいや、廊下は必要だよ。不要な部分ではないんだよ。といったことを伝えていきたいと思います。
一条工務店、入居5年目の『となり』がお送りします。
【WEB内覧会】廊下は収納と家全体のゆとりに必要
一条工務店の家(i-smart)の廊下の総面積・幅と収納場所としての活用方法を書いていきます。
廊下部分の総床面積は約7畳分
こちらが、1階部分の廊下の間取りになります。玄関ホールからリビングに続く廊下で、廊下部分の面積は、「約4畳(玄関ホール含む)」になっています。
こちらは2階の各部屋に繋がる廊下です。広さは約3.5畳です。
1階(4畳)、2階(3.5畳)合わせて、約7.5畳分の廊下があることになります。建坪が35坪(約70畳)なので、全体の10%が廊下部分ということになりますね。
極端な話、廊下を全て削れば7畳分の部屋が、もうひとつ作れたことになります。物凄く住みにくそうですが…。
一条工務店の廊下の有効端は80cmとやや狭め
図面上の廊下の端は「90cm」ですが、実際には内壁があり、やや狭くなるため有効端は「80cm」となります。
この80cmという幅はちょっと狭めで、人がすれ違う際には、どちらかが避けなくてはいけない。そんな端です。
一方、2階の廊下で一部、「120cm」端としている箇所があります。
これくらいの端であればラクラクすれ違うことが、できるので、頻繁に人が移動する箇所は、廊下の端を広げておくと良いと思います。
廊下を収納場所としての活用する
廊下を廊下のままにしておくのは、勿体ないです。ぜひ廊下に収納クローゼットを設置しましょう。我が家の場合、1階の廊下に2つのクローゼット収納を設置しています。
1つは仕事着用。もう1つは、掃除用品を収納しています。わざわざ2階に行かなくても着替えが済むので、大変便利です。
また、クローゼットだけでなく。本棚を設置するのも良いです。各種、小物類、書類の収納場所として活躍します。
廊下は、家全体のゆとりとして必要
収納場所としてのメリットを伝えましたが、廊下を作る最大の意味って「家のゆとり」を作ることだと思います。
玄関開けたら、すぐリビング。部屋のドアを開けたら、すぐ別の部屋のドアがある。なんだか窮屈だと思いませんか?。
歩かなくてええやん。ラクじゃん。という意見は否定しませんが、私は窮屈だと思います。なので廊下を作って家にゆとり作ることをオススメしたいと思います。
廊下のある家は決して無駄ではない。
結論はこれです。
部屋を広くために廊下を削るのも良いですが、ゆとりって大事です。何事も、ほどほどにしたほうが良いということですね。
また廊下は収納場所を設置するのに、最適な空間なので生活動線を考えて間取りを決めると良いと思います。
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