大多数の人にとって注文住宅で家を建てるということは、人生で一度切りの一大イベントです。そんな人生の一大イベントである家づくりにおいて、テンションが上がらない人は、いないと思います。
私も一条工務店で家(i-smart)を建てるにあたり例に漏れず、テンションが上がり、オプションを付けすぎています……。当時は必要と思っていたオプションですが、実際に暮らしてみると使用していないオプションが何点かあります。
本記事では「一条工務店の家(i-smart)で住んでから気付く!使用していない採用オプションを7選」を紹介していきます。これからオプションを検討する際の参考にしてください。
一条工務店、入居5年目の『となり』がお送りします。
一条工務店 i-smartで使っていないオプション7選
暮らしてみて気づいた使用していない未オプションを以下の順で解説していきます。
オプションの値段は私が一条工務店で家の建てた当初(2017年)の価格です。現在の価格とは相違ある場合があるので、ご参考程度にお願い致します。
吹き抜けスポットライト照明と調光機能(ライコン)
吹き抜け部には専用の照明を2つ採用しています。
- スポットライト照明
- ブラケット照明
この2つの吹き抜け照明で、日常の暮らしの中で使用しないのは「スポットライト照明」のほうです。使用していない理由は、ブラケット照明だけで十分な光量があり吹き抜け全体を明るく照らすことができるためです。
また、この吹き抜け部の照明には「調光機能(ライトコントール)機能」を付けているのですが、こちらも残念ながら全く使用しておりません。
調光(ライトコントール)は、照明の明かりの色を「暖色・寒色」と好みの明るさに設定できるものなのですが、標準の設定のまま使用しているため我が家にとっては不要なオプションでした。
壁下地補強・床補強
我が家には、将来的に壁付けの棚(ウォールシェルフ)などを取り付けること目的として「壁下地補強」をしている壁が2箇所あります。
- 洗面所の壁
- 書斎の壁
今年で入居して3年目になりますが、壁下地補強をした壁には未だに何も取り付けていません。
何も取り付けていない理由としては、自分で新築の家の壁にネジ穴を開けることに抵抗があるためです。失敗して壁が穴だらけになってしまったら嫌だな。と思い踏み切れていません。
自分で出来ないのなら、入居前にプロに自在棚を施行してもらうべきだったな。と反省しています。
見た目ではわかりませんが「約2畳分のフローリングの床補強」をしています。こちらも将来的にピアノを購入することを目的として床補強をしたのですが、娘のピアノ熱が冷めてしまったため保留となっています。
室内物干し金物(追加分)
「室内物干し金物」は当時、一条工務店のキャンペーンで3つまでの施行が無料でした。この無料で付けられるものに加えて追加で4つ室内物干し金物を付けています。
- リビング(2箇所)
- 洗面所(1箇所)
- 寝室(2箇所)
- 子ども部屋(2箇所)
入居当初は、各部屋で部屋干しをする際に室内物干し金物を使用していました。ただ、ドラム式洗濯機を購入して乾燥機能をフル活用する生活になってからは、寝室以外で部屋干しをすることはなくなりました。
現在は、リビング、洗面所、子ども部屋の「室内物干し金物」は使用していません。室内物干し金物は取り外すことが可能なので、幸い邪魔にはなっていません。追加で取り付ける必要性はなかったな。と思うオプションです。
網戸と開き窓・引き違い窓
一条工務店の家では「網戸」はオプション扱いです。
なぜ「網戸」がオプション扱いなのかというと、一条工務店の家では全館空調システム(ロスガード90)があり窓を開けて換気をする必要性がないため網戸はオプション扱いなのです。
ただ当初の私は、窓を開けることなく換気をなしで快適に生活ができる暮らしがイマイチ想像できませんでした。なので「たまには窓を開けることもあるだろう」と考え全窓に網戸をオプションで採用したという経緯があります。
結果、暮らして3年ほど経ちますが一条工務店の主張どおり、窓を開けて生活することはありませんでした。通年で換気の必要性もなく快適に暮らせています。一条工務店の言うことを信じるべきだったと反省しております。
また、網戸を付けた窓は「開き窓・引き違い窓」仕様なのですが、どうせ開けることはない窓なのだから「FIX窓(はめ込めし式の窓)」にして気密性と断熱性を高めておくべきだったと後悔中です。
ピクチャーレール(日用品ひっかけ用)
子ども部屋の壁に「ピクチャーレール」を採用しましたが、これも全く使用していません。壁にカバンや衣類をひっかけられて一見便利そうな代物ですが、部屋全体がごちゃごちゃした散らかった印象になります。
子どもが成長した際には使うかもしれませんが、あと10年以上は使うことがないと思うと不要なオプションでした。
情報コンセント(LAN・TV・3口コンセント)
2階の各部屋(寝室・書斎・子ども部屋)に設置した情報コンセントの「TV配線」が不要でした。1人1台のスマホ時代の到来でTVを視聴することが少なくなったので、TV回線は1階のリビングだけで十分です。
この情報コンセント(JCT)は、結構いいお値段(¥11,000/ヶ所)するので、LAN回線だけが付属しているタイプの情報コンセント(JCL・¥7,500/ヶ所)で十分だったかもしれません。
更に言うとLANの固定回線も将来的には不要になるかもしれません。最近の電子機器は無線接続(Wi-Fi)が主流で速度も高速のため、LANケーブルで接続するケースがほとんどありません。
ただし、一条工務店の家はWi-Fiの電波が悪いという罠があるのでご注意を。
LAN・TV回線ともに後から工事で追加するのは難しいものなので、使用用途が想像付かなければ、とりあえず付けるのもアリ。
屋外物干し金物(壁付けタイプ)
屋外物干し金物を2階のバルコニーと1階のウッドデッキの上に設置したのですが、外で洗濯物を干す習慣がないため、全く使っていません。なぜ2つのオプションで採用してしまったのか今でも疑問です。
外で洗濯物を干すと外気に触れて、せっかくキレイになった衣類が汚れてしまうので意味がないのでは?と思っているので洗濯物は室内干し派。虫も付くことがないので快適です。
【一条工務店】使用していない採用オプション7選のまとめ
- 吹き抜けスポット照明と調光機能(ライトコントール)
- 壁下地補強・床補強
- 室内物干し金物(追加分)
- 網戸と開き窓・引き違い窓
- ピクチャーレール(日用品ひっかけ用)
- 情報コンセント(LAN・TV・3口コンセント)
- 屋外物干し金物(壁付けタイプ)
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